歌話§メトロポリタン100周年ガラ

遅々として進まない、ビデオテープからDVDへのダビング作業だが
諸々の事情があって尻を叩かれている。

それでこの間の三連休も4タイトルほどダビングをすることができた
が、そのうちの2タイトルは1984年に行なわれたニューヨーク・メト
ロポリタン歌劇場100周年記念のガラコンサートである。

一つは“バレエ・ガラ”なのだが、不思議なことにというかイヴ・モ
ンタンが“ア・パリ”を軽く歌ったり、ジョン・デンヴァーとプラシ
ド・ドミンゴの二重唱が挟まれたり……。さらには坂東玉三郎が登場
して“鷺娘”を踊るという盛り沢山な内容で、正味3時間近かった。

もう一つは“オペラ・ガラ”で、これもダビングしながら久々にあち
こちつまみ鑑賞をした。いちいち名前を書き出してもきりのないこと
だが、ビルギット・ニルソン、アルフレート・クラウス、ニコライ・
ギャウロフ・・・1950年代から30年の間にメトで活躍したおびただし
い歌手が勢揃いしての“華麗なる競演”だったのである。

したり顔で“歌手が小粒になってきた……”みたいなことを言いたい
ほうではない。今の歌手には今の歌手ならではの表現があって、過去
の歌手とは明らかに一線を画していると思っているが、それでも……

・・・ああ立派な歌声だなあ

と思わせるものが大きいのだった。

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