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zoom RSS 網話§グーグル・クライシス〜書籍ネット〜

<<   作成日時 : 2009/06/01 07:50   >>

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先週半ばの朝刊社会面のベタ記事でグーグルの書籍ネット公開につい
ての状況に関しての報道を読んだが、まだどういうことになっていく
のか具体的な像が見えてこない。

まずもって素朴な感想を書くのだが、グーグルのやり方は稚拙という
以前に、明らかに著作権者への敬意とか配慮とかを欠いた手法でしか
ない。グーグルが自分で勝手に書籍をスキャンしておいて、著作権者
のほうからアプローチをさせるとはどういうことなのか? それもそ
うだし、登録するのがネット上に限られていると思われるのだが、世
間にはまだまだ、ネット環境の手段を持っていない人達が少なからず
存在しているわけで、そういう人達へのケアなどもあったのだろうか
と、そのアメリカ的なる尊大さに開いた口が塞がらない。

まあ、行け行けどんどんで仁義も何もないグーグルのようなIT企業に
“礼”を説いても馬の耳に念仏なのだろうが……。

それもグーグルに対してネット公開を拒否する著作権者についても、
同様の登録をさせるようなのである。そうすることでグーグルには、
世界中の創作者の膨大な“個人情報”が流れ込むという恐ろしい状況
が現出することになるのだ。

それに、もう一つ不思議だと思うのは、登録をする人間が“本当の著
作権者”であると間違いなく判断できるのかということがある。仮に
――例えば村上春樹とかに――成りすました人間が登録をして、その
人間が受け皿になってしまうという可能性があいはしないかと

グーグルは表面的に“無料でネット上のサービス”ということを前面
に打ち出しているが、一般ユーザーがグーグルを利用するその裏で、
膨大な情報グーグルの手に渡っているということを、我々の一人一人
が認識し心してネットの利用をするべきだと考えるのである。

グーグルは神ではないし、インターネットは宗教ではないのだ。あく
までもネット上の便利なツールであるという存在を謙虚に保つべきだ
ろう。善意の顔をしたサービス業だったのが、一皮剥けば豹変して身
ぐるみはがすような追剥ぎだったりしかねない。

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