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zoom RSS 拜話§バイロイト初詣[12]パルジファル[下]

<<   作成日時 : 2009/07/01 07:31   >>

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[承前]

初めての“バイロイト詣”で、覆いのかかったピットのアコースティ
ックをどう感じたのかというと、正直この時の『パルジファル』では
独特と言われる音響を感じ取ることはできなかった。聴いた座席位置
が問題かどうか、何となく音が散漫でパラリパラリと聴こえたのだ。

というか、持っていた先入観が“凝縮された音響”のようなもので、
そんな先入観を持っていたほうが悪いのだが、あれれっと拍子抜けし
たのも事実である。

というわけで白状するが、バイロイトの音響の特徴を我が耳が捉えた
なあと感じたのは、実は去年の『パルジファル』の時だったのではな
いかということなのだ。

それまでの自分自身は、思い込みらしきものに何かを遮られていて、
それであるがゆえに感じ取れなかったものがあまりにも多過ぎたよう
なのだった。

だから結局のところ聴き終わった時に、圧倒的な感動が襲いかかって
きたということなどはなく“えっ、こんなものなの?”といった感じ
でどこかしらはぐらかされたということなのだった。

それで思い返しているのだが、こういうことが積み重なったことで、
バイロイト詣を繰り返すことになったのではないかと考えているとこ
ろなのである。

上演が終わり、他の客ともども緑の丘をゆっくりと下ってホテルに戻
る頃には23時近くなっていた。明日からは『ニーベルングの指環』の
6日間。
                            [続く]
憬話§我々の“バイロイト音楽祭”2008.08

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