空話§行きと帰りの飛行機で[往]

この旅行で利用したのは、ルフトハンザの成田~ミュンヘン直行便。

ミュンヘン空港に着陸した瞬間、変な匂いを感じた。同時に警報が鳴
って飛行機がけっこうな勢いで“緊急停止”した。もちろん乗客は浮
き足立って“何事ぞ?”と、キャビンアテンダントの慌しい動きを注
視している。

そのうちに空港の消防車――今回は、いつも以上に旅行中見かけるこ
とが多かった
――が駆けつけてきた。そんな様子を眺めながら意味も
なく様々なことを考えていた。……一番ヤバいのは飛行機が炎上する
ことだがそうだとすると緊急脱出用のシュートを滑り降りることにな
るのだろうか……などなど。

機内放送によると、どうやら着陸直前にトイレあたりから煙が出て、
緊急ブレーキをかけたらしいことまではわかった。

それで、幸いにもというか大事に至ることもなく、エアバスは再び動
き出してフィンガーを目指したのだが、その後を消防車など緊急車両
が物々しく車列を作って後ろから着いてきたのには苦笑した。我々の
席とは反対側の乗客にはその様子がよく見えたようで、窓から我も我
もと写真を撮っていたのだ。

そんな機内にアナウンスが流れた……

Herzlich Willkommen! ・・・心から歓迎!

それを聞いた瞬間に、おいおい違うよ……

Feuerlich Willkommmen! ・・・燃えるがごとき歓迎!

……だろうがと思ったのでありました。

かくして無事に降機して入国審査に向かう間に撮ったのが下の写真。
飛行機の周りに消防車が集結しているのが見えている。

画像

                            [続く]

【去年の今日】夏話§七月一日~枝豆~

この記事へのコメント

2009年07月01日 14:06
危機一髪でしたね。それにしても『ウン』の良い人がいるものですね(^^...!!
HIDAMARI
2009年07月01日 16:29
・・・いえ、その類の“悪臭”ではなかったのです。過去に嗅いだ記憶がないものなのですよ……。

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