紺話§衣更えのある国ない国

ドイツを行き帰りするだけだから、ずうっとルフトハンザの世話にな
っている。この何年も旅行するのは6月から9月の夏季のこと。

それで、どうも何とも鬱陶しい。どうして鬱陶しいのかと考えに考え
てようやく合点のいったことがある。ルフトハンザのキャビンアテン
ダントのユニフォームの色の濃さが、自分の眼には暑苦しく感じてな
らなかったのだ。

日系の航空会社が、ユニフォームを季節で衣更えしているかどうかは
知らないが、少なくともルフトハンザに衣更えなるものは存在してい
ない。

そういうことを感じる自分自身が、季節感に関しては“日本人”であ
るらしいという認識できたのは、なかなかに興味深いことである。

そういう眼でドイツやオーストリアの人達を観察すると“衣更え”と
いう区切りがないものだから、夏になってもウールのセーターを着て
平気で歩いている人がいたりする。日本人の場合、夏冬の衣類そのも
のを入れ替えてしまうので、寒かったら上着をはおるとかで調節をす
るのだが。

もちろん日本でも昨今は衣更えなどどこ吹く風で、こんな季節にブー
ツ&タイツという女性や、ぞろりとしたコートに身を包んでいる男性
もいたりして“衣更え”という発想すら浮かばなくなっている状況も
あったりするようだ。

【去年の今日】熱話§猛暑につき・・・

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