粉話§おいしいパン屋が近くにあること

天然酵母が売り文句のパン屋が近くにある。といっても、歩いてだと
30分はかかるので、この時季は車でひとっ走り買出しに行ってくる。

ドイツあたりのように、パン屋が朝早くから開いているわけではない
が、それでも基本的な食パンからアンパンやクリームパンなどなど、
何を買おうかと目移りして悩ましいくらいである。開店早々に行くと
“焼きたて”が並んでいて、同居人と二人分のおやつであるとか朝食
用とか、取り混ぜて数点ほど買って帰る。

特に焼きたてに目のない同居人など、温かい――熱い――パンの感触
に突然のけだもの食欲が湧き出て、熱々のクリームパンにかぶりつく
のであった。

あえて残念というのなら、さすがに鮮度は買った当日限りで、翌日も
午後を過ぎると普通のパンの味になってしまっている。それだけに、
もう一個二個とか食えればなあと、それがくやしい。

おいしいものがどういうものなのかを知る年齢に達すると、それを心
ゆくまで腹一杯食べる食欲がどこかに去って行ってしまっている。

《東京のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック