奏話§サヴァリッシュのシューマン

先々週だったか、ヴォルフガンク・サヴァリッシュがシュターツカペ
レ・ドレスデンを指揮したシューマンのライン交響曲をFMで聴いて
びっくりした。

あわててポチっとな!をして、彼とSKDのシューマン交響曲全集を
購入した。しみじみと交響曲第2番『ライン』を聴き直したが、何と
いう音楽の推進力だろうと晴れ晴れした気分になったのである。

サヴァリッシュに対して持ち続けていたイメージは、優等生的でかつ
則を超えず的というものだったりするが、こうしてこれまで聴いてい
なかった録音に接すると、彼が壮年だった頃(1972年)の推進力と熱気
のほとばしりを強烈に感じてしまったのだ。

だから持ち続けていたイメージが、いかに一人勝手なものだったのか
としみじみ思い知らされた。

それに、サヴァリッシュの棒に反応するSKDのダイナミック、かつ
絶妙なアンサンブルに舌を巻いたのである。

《オーケストラのトピックス一覧》

この記事へのコメント

IIZUKA T
2009年10月12日 09:42
なつかしい! LP時代の愛聴盤でした。CDで買い直していなかったので,二十数年ごぶさたしています。あのころドレスデンのレコードはなるべく(といっても大して数はなかったですが)買うようにしていました。
HIDAMARI
2009年10月12日 12:44
これはいい録音を見つけたと思います。持っていたクーベリック&ベルリンフィル(1964年)の演奏に物足りないところを感じていたのです。
Galaxy
2009年11月14日 16:13
サヴァリッシュは、自分のなかではベーム以上、カイルベルトと並ぶ名指揮者です。
HIDAMARI
2009年11月15日 07:29
コメントをありがとうございます。それにしても、この録音はノーチェックでした。
toshi
2014年12月05日 11:14
激安の7000円で33枚組のボックスが発売されているのを知り
安さだけで買いました。サヴァリッシュらしいベートーヴェンだな等と聴く進むうちに後半にこのシューマンがあり、聴いてびっくり!ある意味裏切られました。こんなユニークな演奏をする時代があったのかと感動しました。

この記事へのトラックバック