秋話§金色の ちひさき鳥の・・・

金色の ちひさき鳥の かたちして

          銀杏ちるなり 夕日の岡に


……与謝野晶子の歌である。銀杏の葉が色づいて盛んに落葉する頃に
なると頭の中で朗読が始まるのである。確か中学校の国語の教科書で
取り上げられていたと記憶しているが、何を考える必要もないくらい
の描写である。そうであるから、平凡な出来の頭の片隅に40年以上も
きちんと残っていて、季節が来ると自動的に朗読が始まるのである。

画像

ちょっと調べていたら、後に晶子は「夕日の岡に」を「岡の夕日に」
と語順を入れ替えているということだった。確かに岡の夕日にすると
空間の拡がりがでないこともないということなのだろうが。

我が家あたりの銀杏は金色にはもう一息だが、既にしてそういう季節
にさしかかっている。

・・・11月になってしまった。今年もあと2か月。

【去年の今日】週話§土日短信~パルジファル?!~

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック