潤話§台北落穂拾い~台北市内の水気~

台北の街を歩いていて水の流れとかがほとんどないことに気づいた。
ただでさえ暑さと湿気なので、小さな川とか池とがでもあればと思っ
たが、龍山寺前の公園に噴水があるのを見たくらいか。

東京がどうかといえば、山手線の内側には昔からお濠があって風景の
大切な一部になっているが、台北の中心部には、東京のお濠のような
水風景はないのである。

台北という都市がどういう成り立ちなのかまったく知らないが、中心
部の大通りが碁盤の目のようであることを考えると、かなり計画的に
作られた街だろうとは想像できる。そこに川や池があったかどうかは
わからないが、台北という都市を整備していく中で、水の流れなどは
さっさと暗渠化させていったということだろうかと思うのだが。

もちろん中心部から少しでも離れれば、淡水河とか基隆河といった大
きな川が流れているので、水に恵まれていないということではないが
今回の滞在があまりに暑かったものだから、そういえば台北の街中は
水分がないのだなあと思い至ったのである。街の味気なさでは東京も
台北もどっこいとは思うが、水気に乏しい分だけ台北のほうが損をし
ているような気がしたのだった。

それもまあ暑さの故である。付け加えておくがMRT大安站から10分
ほど歩いたところにある森林公園には大きな池があったりはする。

《華話§台北悠遊[終]おなじみ索引》

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