響話§当たり年~七つの封印を有する書~

明日からアーノンクールの指揮でウィーンフィルが『七つの封印を有
する書』をムジークフェラインで3回、その後リンツでも演奏する

これ、まさに“当たり年”というべきで、今年だけでもドイツ語圏で
ドレスデン、ミュンヘン、我々が聴いたオットーボイレン、そしてウ
ィーン&リンツが掉尾を飾るというわけである。

しかもオーケストラがシュターツカペレ・ドレスデン、バイエルン放
送響、ウィーンフィルと、まあ揃いも揃ったものである。我が国でも
7月に新日フィルが2日間の演奏会を行なっているわけだし。

いずれにしても能天気なことに、この年になるまで知ることのなかっ
たフランツ・シュミットの長大かつ難解な作品を、そんな年に実演に
接することがあろうとは、何という因縁であろうか。

ある意味では悪運が強かったと言えるかもしれない。ではあるが会場
が聖堂だったという音響の問題で、何が何だかな感想しか持つことが
できなかったのもまた、かなり不本意なことではある。

ところで、この先に『七つの封印を有する書』の実演にめぐり合うよ
うなチャンスはあるだろうか。

《クラシックのトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック