連話§ワタシの酒肴[15]危険なピェンロー

[承前]

一昨日の夜だが、このエントリーに触発されて『ピェンロー(扁炉)』
と呼ばれている白菜鍋を肴にビールを重ねた。使う材料は、白菜、豚
バラ肉(鶏モモなど加えても可)、緑豆春雨、干し椎茸だけ。レシピは
これが一番簡単な気がする。

気を遣うことといえば、せいぜいいい豚バラ肉を買うことと、白菜は
軸に近い固い部分から煮て、食べ始める直前くらいに柔らかい葉の部
分を入れてやるとかいうくらい。

お椀に粗塩と一味唐辛子を入れておき、そこにピェンローを適宜よそ
てやる。食べながら、塩気が少なければ塩を足し、塩が強ければピェ
ンローで調節してやればいいのだ。

これはうまい。個人的には食べ飽きがしなかった。ただし、うまいが
“実に危険である”というのが同居人の感想で、まずもって小皿の塩
がどんどんなくなっていく……これは塩の摂り過ぎではないか、とい
うこと。それと胡麻油の塩梅が人によってはしつこく感じるかもしれ
ない。

鍋で煮ながら塩を足すというのは、おそらくピェンローにはそぐわな
いのであろう。なのでピェンローを食べる時、人は賢明なる判断を迫
られることになるのである。・・・うまいものには・・・

鍋の最後は、お粥、雑炊、うどんと何でもござれなのだが、本体をし
っかり食べてしまったおかげで締めまでたどり着けなかった。
                            [続く]

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