蘭話§午前7時に村の井戸端で・・・

『午前7時に村の井戸端で二流楽団が初見で演奏する「さまよえるオ
ランダ人」序曲』という長ったらしい題名の弦楽四重奏曲だか室内楽
曲がある。作曲したのはパウル・ヒンデミット。原題はというと……

Ouvertüre zum "Fliegenden Holländer",
wie sie eine schlechte Kurkapelle
morgens um 7 am Brunnen vom Blatt spielt


日本語のタイトル翻訳は谷川俊太郎だそうである。ワーグナー作曲の
『さまよえるオランダ人』序曲をもとにした、ヒンデミットのパロデ
ィー音楽なのだというが、聴いていない身にはどういう音楽なのだろ
うと歯痒い思いでいたのだった。

それがようやく見つけ出すことができて、週末には我が手に届くこと
になった。この曲の存在を知ったのは、もう10年以上も前のことにな
るのだが、CDショップに行く時に思い出しては探すのだがなかなか
見つからなかったのだった。

……さてどんな音楽になっているのだろう。ところで谷川俊太郎は、
Kurkapelleに、二流楽団というニヤリとするような訳をあてているが
これを温泉楽団と馬鹿正直に直訳しても理解するところ少であろう。

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