黒話§・・・喪服は突然に

香典として包むお札だが、新札を使ってはいけないと聞かされてきた
人は多いだろう。要するに、あらかじめピンピンの新札を用意してい
たのかなどと思われては困るというのが、心遣いの一つと言えるか。

初めて喪服を誂えたのはサラリーマンになって2年目のこと。ツルシ
の上下でもよかったのに、なぜかふらふらとデパートのイージーオー
ダーコーナーで注文してしまった。完成までは2週間近くである。

注文して一週間ほど経ったところで、数日後の葬儀に出なくてはとい
う緊急事態が発生したのだ。それであわててデパートにすっ飛んでい
って事情を話し、本番の3日前とかには何とか間に合ったのだった。

まあ、最初の新札と喪服の件の意味するところは違うのだが、かくの
如くで、物事は“知らずに準備しているタイミング”で起こったりす
ることがままある。

こういう程度はまだまだかわいいかもしれない。例えば、それこそ葬
式に出た翌日に着用に及んだ喪服をクリーニングに出したそのタイミ
ングで葬式の知らせが飛んでくるかも……ではないか。そうなったら
レンタル喪服ってあるんだろうか・・・あるのだな。

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