連話§ワタシの酒肴[29]ナッツの類

[承前]

いつだったかのルフトハンザを利用した時、メインの食事前に食前酒
と一緒についてきたカリっとローストされたアーモンドが塩味も絶妙
で、思わず“もう一袋!”と言いたくなったことがあった。

ドイツあたりでナッツを食べると、日本のナッツもうまいのだが炒り
具合がもっとカッチリしていてさらにうまい。

ベルリンのデパートKaDeWe最上階の食料品売場にナッツのコーナーが
あって、アーモンドにしろカシューナッツにしろ、様々に味付けされ
たものがケースに入ってずらりと並んでいる。客はいくつかのナッツ
を少しずつ(それこそ50g単位で)買って持ち帰っているのだ。

そのナッツも実にうまい。こういうのを食べてしまうと開封した時は
そこそこでも、少し経つと日本の湿気に何となく負けてしまうような
歯ざわりのナッツ類が不憫に思われる。何せ、あっちのはアーモンド
もカシューナッツもカリッカリなんですから。

恥ずかしい話をする。ピスタチオを初めて食べたのは30年くらい前の
ことで、スキー場に行くのに知り合いの車に同乗して夜通し走った時
の助手席に座って何気なくもらったミックスナッツを、暗くて見えな
いからとまとめて口に放り込んだのだった。

それでどうにも殻が固くて閉口しながらも噛み砕いて食ってしまった
のがピスタチオだったのである。あれは殻を取るのだと知ったのは、
ずいぶんと後になってのこと orz
                            [続く]

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