嚼話§クラシック喰わず嫌い[2]

[承前]

喰わず嫌いとは違うが、どうしても喉を通らない――鼓膜の前に壁が
できるw
――その筆頭はバルトークである。

一応、それなりの努力はした。弦楽四重奏に興味を持ち始めた頃に、
バルトーク・クァルテットが来日し、2日間で6曲の演奏会を催した
ことがあった。勇躍出かけて、必死に喰らいついてみたものの、結局
は自分の中に入ってこず、だから同時期に買った全集のLPもまった
く聴かないままにお蔵入りとなってしまった。

その後も、機会があるごとに実演で管弦楽曲を何度か聴く機会があり
はしたものの、どうやら未消化のままで終わってしまったのだ。

なぜバルトークと相性が悪いのか……自分なりに理由を探してはみた
ものの、いまだに“これ!”という理由が見出せないでいる。

いや、本当にだめだったのよ『中国の不思議な役人』とか、管弦楽の
ための協奏曲とか、コンサートホールの座席に座っていながら、まる
で“心ここにあらず”だったもんなあ。

ごめんよ、ベラ。
                            [続く]

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この記事へのコメント

Sonnenfleck
2010年05月12日 22:26
何を隠そうバルトーク苦手派です。
ライヴでいい演奏を耳にすると、そのときは凄いなあと感ずるのですが、それでは自宅で録音を聴こう、という気にはほとんどならないんですよね。バルトークの音楽からは、「西洋古典藝術音楽」というより、もっとナチュラルなノイズに近いものを想起します。
HIDAMARI
2010年05月12日 22:57
>「西洋古典藝術音楽」というより、
>もっとナチュラルなノイズに近いもの

たぶん・・・ゲンダイオンガクだと思わずに聴いたその初めての時点で感じた“違和感”を引きずったまま既に30年超……要するに「西洋古典藝術音楽」とは異なるものとして体内に認知されてしまったのでしょう、嗚呼。

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