ト話§あるオンラインゲーム終了[上]

今年の2月はじめから、こんなオンラインゲームで遊んでいた。ちな
みにオンラインだろうが何だろうが、日常ゲームをすることはほとん
どない。

きっかけはツイッターのバナー広告で、そこのクイズ問題をクリック
したらゲームのログインページに呼び込まれたのだった。基本は無料
だが、任意でコインを購入することでゲームをスピードアップさせる
とか有利に進めることができるのだ。もちろん無料を貫いたが……。

やり方は至極単純で、資源(木、粘土、鉄、麦)を増産させながら村を
成長させ、トレードをしたり、兵士を育成して略奪に行ったりという
もの。兵士は攻撃兵と防御兵に分類されるが、攻撃していく相手の勢
力の全容を知ることはできない。

昔遊んだ行軍将棋をオンラインでやるようなものだった。ゲームを進
めていくと、同盟があって地域的に近い人間が集まって、最終目的に
向かって協力しあうとか、あるいは攻撃してきた相手にメイルを送っ
たりして、攻撃してこないようにするという外交交渉のようなものが
必要なのだとわかったのである。

まあ、外交術とやらのおかげで甚大な被害を蒙ることなく、淡々とゲ
ームを進めることができた。もっとも、ゲーム本来の目的はその先に
あるわけだが、それに絡めるほどの力を持てたわけではなかった。

大体、村作りからしてゲームの主旨を大幅に逸脱していた。村の施設
に“醸造所”なるものがある。それを建造するためには別の2つある
施設を一定のレベルまで引き上げなくてはならない。で、その醸造所
建設に血道をあげて、他の防衛施設であるとかをネグっていたのだ。

案の定、明日には醸造所だと思っていた深夜に略奪部隊がやってきて
我が村はほとんど振り出し近くまで壊されてしまったのである。それ
まで進めてきた行程が一晩で水泡に帰したのを知った瞬間の虚脱感。

自分の思惑とペースだけでゲームを進められるはずなどはなかったと
思い知ったのである。
                            [続く]

【去年の今日】分話§クラシックCD棚卸大会

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