補話§ミュンヘン日本人学校3年生

ホテルから散歩とか買い物がてら旧市街中心部に向かう時に、必ずと
いっていいほどに通るのがヴィクトゥアリエン市場である。

今や観光名所と化して地元民以上に観光客のほうが目立つような場所
になってしまったようで、いつ通りかかっても混雑の度合いがすごい
のだ。

地元の人に言わせると“観光価格”ということで、売られている物の
質はともかくお高いのだそうだ。最近は数軒あるジューススタンドで
ジュースを軽く1杯というのがもっぱらだが、小さいグラスの1杯で
2.5ユーロは今のレートでおよそ280円。一昨年の170円レー
トだと420円ほどで、これはデパ地下の高級ジュースに匹敵する。

という市場をそぞろ歩いていたら、小さいヤパナーが2人組とか3人
組で歩き回っているのに気がついた。手には市場の建物配置の白地図
などなどを持っている。どうやら遠足を兼ねた“実地調査”のようで
あった。

引率の先生がいたので話しかけてみると、はたしてミュンヘン日本人
学校
の3年生のみなさん。市場の様々な施設を探して歩くオリエンテ
ーリングの最中だったのだ。3年生だけで10数人ということは6学年
で100人くらいなものか。

全日制の他に、現地の学校に通っている在住児童のために週末の補習
校も別のところにあるようだ。

日本から離れて慣れない場所で生活しつつ日本人学校に通うというの
は大変なことだろうと思ったが、そんな大人の心配をよそに元気な関
西弁で調査を続ける3人組の様子に“可愛い子には旅させよ”という
格言を思い出していた。

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