顧話§W杯準決勝~ドイツ対スペイン~

それにしてもドイツはどうしたことだろう。ここにきて若さが出たと
いうことか、という敗戦。累積2枚で出場停止になったミュラーの穴
を埋めることができなかったというところだろうか。

前半からチームが機能しておらず、自陣でプレイするばかりの押され
っぱなしで、時折カウンターという程度。ボールの支配率はスペイン
が5.5でドイツが4.5というのが最終的な数字だが、見た目は8:2と
か9:1くらいに思えるくらいだった。

オシムは「スペインが勝ったのではなく、ドイツが負けたのだ」と論
じたがまさにそのとおりである。

後半28分、スペインのコーナーキックは電光石火で駆け込んだピュジ
ョルが頭で合わせてゴールに叩き込んだわけだが、ドイツの守備の緩
慢なこと……。プレイバックを見ると、ピュジョルがジャンプする瞬
間にドイツチームの誰もジャンプしていなかったことに気がつく。

90分を通じてドイツ選手のコンタクトが弱く、またスペイン選手との
守備間隔も広かったように感じたが、要するにすべての面でドイツは
緩慢であるとしかいえないようなゲーム内容だったのである。何より
スペインチームのほうが一枚も二枚も上手だたっということなのだ。

一応、日本人として数少ないであろうドイツサッカー・シンパとして
は、この敗戦を糧として、きたる2014年ブラジル大会ではさらに勝利
を重ねてもらいたいと思う。4年後にはシュヴァインシュタイガーと
いった主力組がベテランの域に近づき、今の若手が中心メンバーとし
て育っているだろうということを期待している。

土曜日に行われた3位決定戦では3対2でウルグアイを破り、2大会
連続で3位となった。蛸のパウルの予想は当たり、これでドイツ戦の
全部を的中させたのだった。

《ドイツのトピックス一覧》

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