連話§ワタシの酒肴[45]胡麻和えなど

[承前]

昔々、インゲンは苦手だった。今のよりずうっと青臭かったので敬遠
ばかりしていた。最近のインゲンは青臭みが弱まったのか、それとも
自分自身が大人になったのかはわからないが、食べられるようになっ
たのは不思議である。

そういえば京都で天麩羅屋に入ったら“三度豆”というのがあった。
関西ではインゲンを三度豆と呼ぶらしいが、この天麩羅はうまかった
という記憶。・・・閑話休題

それでインゲンというと、もっぱら茹でての胡麻和えである。酒肴と
して、そう多くは食べられないにしても箸休めとしての役割は十分に
果たしてくれる。

そういう意味ではほうれん草の胡麻和えもまた、ご飯のおかずにはな
りにくく、絶対的に主役とはいえないが、脇役的な酒肴という意味合
いが強いのではないか。
                            [続く]

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