連話§ワタシの酒肴[46]ソーセージ

[承前]

考えてみたら、自分の家で焼いたソーセージをつまみにビールを呑む
というのはほとんどないことに気がついた。

ドイツを旅行していて困った時に一度や二度はビールのお供に注文す
ることはあるが、それくらいのものである。

それに最近はでかくて太いソーセージを敬遠して、もっぱら細長小さ
いニュルンベルガーを6本とかで軽く済ませてしまっているのだ。そ
んな6本程度のソーセージをのせる皿がまた馬鹿でかい。量とか無関
係に皿は一種類しか用意されていないということか……もっとも、そ
んな6本の主役を尻目に、あのザワークラウトがこんもりドーン!と
のさばっている。

温められたザワークラウトは、冷たいのよりは食べやすいと思っては
いるが、それでも三口とか食べれば口のほうで飽きてしまう。それに
ビールのつまみにもなってはくれない。

考えてみれば、ドイツで食べるソーセージにつけるマスタードはゼン
フを筆頭に辛くはない。あれをつけても辛い物好きにしてみればピン
トがぼけたように感じてしまう。なので本当は和辛子を持参してつけ
てみたいのだ。

ビールを呑むのに、なぜか刺激が足りないと思っていたが、自分的に
その理由はどうも辛子にありそうだという結論に達しそうである。
                            [続く]

《酒肴のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック