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zoom RSS 看話§肉親関係とか親子関係が“消滅”

<<   作成日時 : 2010/08/09 00:00   >>

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百歳超の老人が“姿を消し”ている。中には死んだことを通知せずに
延々と年金をちょろまかし続けるというよからぬ遺族もいるが、どう
も肉親との関係が希薄になって、ということもありそうで……。

もちろん、個々の詳しい事情までがわかっているわけではないから、
勝手な想像でしかないが、幼児虐待と表裏をなしている部分がような
気がしないでもない。どうも、一人の“事件”が発覚したことで、あ
わてて行政が調査を始めたというあたり、本来継続してケアするべき
ところなのを行政がネグり続けてきたツケを見せられているようでも
ある。

普段から近所とのコミュニケーションが欠けているからだというが、
そういう人達は最初からコミュニケーションを取ろうという発想など
持ち合わせてはいない。周囲に対して干渉する気もなければ、干渉さ
れたくもないのだ。むしろ気になるのは自治体の対応の鈍さで、国勢
調査に始まって様々な調査が行われているのに、そいうものが生かさ
れていないでので、明らかに行政の怠慢ということである。

そういう人達にとって百歳を超えた身内は、既に興味の対象からはず
れ、肉親であるとか親子であるとかといった感情の欠片すら持ち合わ
せていないのだろう。それはまた、消極的な虐待と言えなくもない。

姿が見えなくなった、いなくなったと言っていながら、その時点で捜
索届ひとつ出していないということ自体が不気味な無関心さというよ
うなものを醸し出しているような気がしているのである。我々もまた
どちらかが先に死んでしまったら、いずれは“孤独死”が待ち構えて
いて、そうなった後のことは何もわからないのだが……。

人間の“死”というものに対しての無関心さとか軽視のような、今の
時代を象徴しているのがこういうことであるのかと……。

【去年の今日】熱話§お茶づけ海苔なり!

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