百話§伊勢丹の地下食料品売場

リニューアルを繰り返すことで成長を続けてきた伊勢丹新宿店が、地
下の食料品売場をリニューアルしたのは3年以上前だっただろうか。

結論からいうと、ずいぶん使い勝手の悪いフロアになってしまったと
いう印象のままである。理由は簡単で、フロアすべてのデザインコン
セプトを統一して、高級感を前面に押し出した結果、個々の店の顔が
まったく見えなくなってまったのである。

それ以前に男の新館が同じと思われるコンセプトでリニューアルして
くれたおかげで、あっさりと男の新館で買い物をしなくなったのだ。

それにしても、なぜあんな設えにしちゃったのだろう。確かに高級感
は高まったが、その分敷居も高くしてしまったという印象。個人的に
は多少雑然としていても、市場の活気のようなものがあればと思うの
だが、どうもそういう気はなさそうである。

それに、気のせいか商品の値段も高いような気もする。というわけで
よほど“ここでなければ”というものでない限りはすっかりごぶさた
というのが現在のところだったりする。

というところで、結局のところ伊勢丹は“やり過ぎスパイラル”に、
はまり込んでしまったのではないのかと思っているのだ。

それと、中途半端にスーパーマーケット的なレジ設定をしているのも
使い勝手を悪くしている大きな要素である。

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