懐話§昭和三十年代~2学期始まる~

[承前]

東京あたりの小学校、中学校の夏休みは8月一杯あったりするが、我
が県全体かどうか、8月25日までだったりしたのだ。これはけっこう
というかおもしろくないことで、東京あたりから祖父母の実家にきて
いる同世代の人間から聞かされたりして、相当にうらやましかったと
いう記憶。

たった6日と言うことなかれで、その6日間余計に休めるなんて……
と思い続けていたのだ。つまり27日といえば始業式の翌日で、夏休み
の宿題の提出が続いていたりという頃なのである。

もっとも高校に進んだら進んだで8月一杯の休みだったりして、拍子
抜けもしたりして。おまけに高校あたりの夏休みの宿題などないのも
同然だから、時間を持て余したという記憶もあったりして。

ついでだが、それで冬休みが長かったかというと、これが東京と同じ
という不条理。我が地域よりも北のほうで積雪もあるというあたりは
さすがに冬休みが長かったりとか、1月末頃とかに寒冷休みなるもの
があったらしいのだが、そういう対象でもなかったのである。

というわけで、小学校時代の夏休みが終わる頃には、夏の陽射しもい
くぶんか緩んでいて、プールに入ろうとかいう気にもならなくなって
いたりしたのだった。
                            [続く]

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