途話§コンサートの終演時間など

定期巡回ブログに、コンサートが終わると拍手もそこそこに席を立つ
のが顕著になってきたという記述があって興味深く読んだ。

それを読みながらの自分なりに考えたことは、クラシック愛好者全体
が老齢化しているということである。オペラやコンサートのロビーで
ぐるっと見回してみれば若い世代がおらず、ある時期のクラシック世
代がごっそりと歳をとってしまっていることに気がつく。

若い世代がクラシックそのものに興味がないのか、あるいはコンサー
トのチケット代が高くて通えないのか、それはわからないが、とにか
く客席の老齢化は顕著なのである。

そして老人は、夜が早くて朝が早い。・・・はずなのだが、ベルリン
やミュンヘンにおけるコンサートの開演時間は20時。ウィーンはなぜ
か19時30分ということが多かったり。やっぱり街の大きさが開演時間
に反映しているっぽい。

コンサートの開演時間は地域地域の事情で様々で、東京あたりは通勤
圏が広かったりするから、19時開演の21時終演というパターンで、帰
宅が23時以前という考え方なのだと思われる。

ところが、20年以上前からの愛好家がそのまま年を取っていったとし
か思えないような客席事情は、老人達の夜が早いことを示しているよ
うな気がするのである。

翻って自分はというと、どうも“そっちの領域”の存在になりつつあ
るようで、東京の21時終演はともかくミュンヘンあたりの22時終演が
ちょっと辛いと感じているのだ。

それが証拠に、マチネー公演は実にありがたかったりするのだが、そ
れは、終演後にゆっくりと食事をして帰宅できるということもある。

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