切話§シンコペーションが苦手だった

五線譜のドレミファが読めるようになったのは小学校の1年か2年の
ことだった。ただし、音の上下だけで、音符の長さがわかるようにな
るまでには時間がかかったのだった。

これほどに音楽好きであるにもかかわらず、シンコペーションをどう
数えるのかとかがまったくできないままだったのである。それどころ
か、符点四分音符とその直後の八分音符をどうしたらいいのかわから
なかったのである。

そんなもん頭で考えることはなかろうと思うかもしれないが、楽譜と
いうものの何たるかを理解できていない人間にとって、あのオタマジ
ャクシの意味するところを捉えるのは実に実に難しいことだったので
あった。

それで、音符を分割したりと悪戦苦闘して何とか頭に叩き込むことに
成功したのである。その次に登場したのが三連符で、四分音符を3分
割するのはさっさとできたが、思い切り頭をひねったのは二分音符を
3分割した三連符をどう数えるかという課題。四拍子を4つに数えて
いるところに二分音符の三連符が出現すると……そりゃあ割り切れま
せんわなあw

これもまあ四拍子を2つに数えることで克服。という涙ぐましい努力
のおかげで、どうにかこうにか五線譜とお友達になれたような気がし
ている。人間、窮すれば通ずであるということを身をもって体験して
きたわけである。

ところで、やろうと思いながらサボってきたことに移調楽器の音をわ
かるようにするというものがあるが、いまだにやらずのまま。

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