季話§日本酒恋しき季節なりにけるかも

日頃はビールだビールだと一人で騒いでいるが、一昨日のように気温
が下がって秋模様になると日本酒が恋しくなるというのは、はなはだ
都合がいいフットワークということだろうか……。

というわけでフラフラと日本酒を呑みに行ってきてしまった。目指し
たのは、通い始めてちょうど一年になる“K”で、小ぢんまりとした
カウンターが気に入っている。

目的は日本酒なれども、性分として“とりあえず”ビールが呑みたい
のである。この店では悩ましくもエーデルピルスの生を呑ましてくれ
るによって、日本酒の先触れとしてゴックンするのだ。小ぶりの専用
グラスだったりするから、しかも2杯……。

喉に流し込んでやると、喉から口の中そして鼻腔に至るまで爽やかな
る苦味が広がって、えもいわれぬ心地ぞするなのだ。エーデルピルス
は日本一であるぞ。

つまみは例によって生湯葉などもらう。御品書き下の方に、季節にあ
った日本酒が並んでいて、この時季は初呑み切り原酒で春霞特別純米
を片口で頼んだ。

やや甘めがちだが、しっかりした液体は呑み口がよろしい。やや重い
な、などと思いつつもツイツィーっと納まるところに納まっていき、
気がつけば二合の片口が空いてしまったのである。最近は潔くなって
いて、これにておしまい! 最近は本当にグダグダ呑むことはない。

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