懐話§昭和三十年代~ホームドラマ~

[承前]

そう多くは見なかったが、アメリカ由来のホームドラマとかコメディ
ーは、その当時お約束のテレビプログラムだった。

我が家にテレビが来た頃に見たアメリカ製ドラマというと、まず『ロ
ーンレンジャー』と『名犬ラッシー』が最初の記憶である。

それでたぶん『名犬ラッシー』の飼い主一家の家庭を見て初めてアメ
リカの豊かさを実感したのだと思うのだ。まず第一に、靴を脱がずに
家の出入りをしていること。それからゆったりとしたリビングルーム
にがカーペットが敷かれ、電話は長いコードでどこからでも掛けてい
たのだった。

そして冷蔵庫!である。中でも一番驚いたのは四合くらい入るでかい
牛乳瓶だった。当時あったのは180mlのガラス瓶だけで、それだけ
でも何という物量だろうと幼心にも強烈な印象として焼きついたので
ある。

そういえばラッシーの家の玄関は外扉と内扉のダブルで、そんなこと
にも驚いた記憶があったが、寒冷地域という場所柄だったのだろう。

その後、馬のエド君が人間の言葉を話したり、奥様が魔女だったり、
ロビンソン一家が宇宙船で漂流しまくるという時代に入っていった。

最近はほとんど見ることはないが、それでも細々とホームコメディー
ドラマをやっていたりするのは知っている。
                            [続く]

《昭和のトピックス一覧》

この記事へのコメント

Slow Cafe
2010年09月30日 14:54
すべて懐かしいですが細かく観察した記憶はありません。テレビ鑑賞デビューは銭湯の帰りに公園の街頭テレビで力道山などを観たことです・・・。最近はテレビで感度する・夢中になると言うのが失せています…。
HIDAMARI
2010年10月01日 13:11
まさに“古き佳き時代”でした。

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