唾話§ガッツリ飯の件

日本語の言葉遣いとか文字遣いに人一倍気を配っている同居人が嫌い
なことに、本来ある言葉や単語が今様に変容して使われるというのが
ある。だから、今回の“ガッツリ飯”というボキャブラリーにも……

どうしてガッチリではなくてガッツリなんだろう

……とつぶやいたりする。元々そのあたりには鷹揚だったりするこち
とらとしては“言葉は常に移ろう”と達観し過ぎているくらいだから
別段驚きはしなかったりする。

という私的な話は措くとして“ガッツリ飯”が男女を問わずに食べら
れている昨今のようなのだ。食べたいものはしっかり食べましょうと
いう意味では“元気”の源として歓迎したい。

アメリカあたりに比べれば、本当にダイエットを必要とする日本人の
割合は実に実に少ないはずで、いわゆる普通の体型であるとしか考え
られないような人間までが、日常のカロリーを気にすること自体が不
自然であったのだ。

というわけでNHKが先週の番組でガッツリ飯について取り上げたの
である。その代表として、三多摩地域発祥のスタミナ丼(スタ丼)の店
が取材されていた。

既にガッツリからは縁がなくなった身ではあるが、なるほどうまそう
である。そりゃあそうだ、にんにくベースの醤油ダレで豚バラ肉を強
火で炒めるのだからうまいにきまっている。

秘伝の隠し味とかにこだわらなければ自宅でも簡単にできそうな気が
する。ともあれ、食べて健康を維持するという当たり前のことの宣言
がガッツリ飯という形になって現れたのではと思う今日この頃。

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