宮話§呑み屋で聞かされる愚痴など

フラリと酒を呑みに入った店で、たいして混んでいるわけではなかっ
たのでテーブルに案内された。ビールとつまみを注文したところで、
後ろのテーブルのサラリーマン二人の会話が耳に入ってきた。

上司と部下である。部下の話す声が大きいから、嫌でも何を言ってる
のかがいちいち耳に入ってきてうるさいといえばうるさい。それに、
どうも愚痴といえば愚痴だし、他の同僚に対する文句というか悪口の
ようだが、一通り聞いても今ひとつ要領を得ない。

酔っているかというとそれほどではなく、でもそれにしては文句とい
うか愚痴の内容に一貫性がないというか……。要するに言わずもがな
のことばかりなのである。

それで思ったのは、そんな話を酒の席で聞かされる上司も“お役目と
はいえ”お疲れさんだなと思ったのである。基本的には部下のほうが
一方的に話して上司は適当に相槌を打つという、たぶんいつもと同じ
スタンスの対応なのだろうと思う。まあ、聞いていてその程度の中身
であったということなのだ。

あれではせっかくの酒もうまくはなかろう。部下をコントロールする
のが管理職だから、そういう意味ではガス抜きをしてやることも必要
なのだろうが……思わず同情してしまったのだった。

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