腔話§歯列矯正をすること

何もかにも欧米の流儀に右へ倣えしろとは言わないが、歯並びの悪い
人を見ると、歯列矯正が必要だなと思うことはしばしばある。

その昔は、八重歯がかわいいとかそういうことがあったりして、歯並
びについては無頓着なお国柄だったということなのか。そもそも歯列
矯正という発想自体が存在していなかったということなのかどうか。

初めて歯列矯正中の口を見て驚いたのは、1970年大阪万博の会場での
こと。能天気に国際親善だとか何とか、調子に乗って同世代と思しき
アメリカ人やカナダ人グループの中に飛び込んでいったことがある。

そういう集団の中に一人、二人と、その当時は細い針金だったので、
その様子を見た時にはぎょっとした。すぐに“ああ、これが歯列矯正
というものか”と承知したのだった。

その後しばらくして、日本でも矯正が徐々に普及されていった。自分
の身近こそいないものの、街中でもそれなりの頻度で見かけるように
なってきたのだ。そう思ってテレビを見ると、アイドルと呼ばれる類
の人達に見るからに歯並びが悪いという存在が少なくなってきている
という気がしないでもない。

おそらく日本ではは、矯正するということ自体が思いもよらないこと
で、最初から眼中になかったということが大きかっただろうと想像し
ている。というわけで遅ればせながら日本でも歯列矯正が一般化して
きたというお話である。

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