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zoom RSS 古話§京都逍遥[2]龜末廣の和菓子

<<   作成日時 : 2010/11/11 00:00   >>

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[承前]

さて、イノダ本店のコーヒータイムから街歩きを始めることにする。
イノダ界隈は京都の中心部であるがゆえに魅力的な店も多くて、寺社
巡りがすっかり疎かになってしまったこともあるくらい。

というわけでイノダを出て堺町筋を上がっていく。東西を走る三条通
りの一本北に姉小路通があって、そこを左折。しばらく歩くと柚子味
噌の老舗『八百三』が現れる。が、今日はパスしてその先にある京和
菓子の老舗“龜末廣”に行くのだ。

いかにも、というか誰が見ても老舗という店構えに気後れしそうにな
るが、そんな気持ちを乗り越えて暖簾をくぐる。菓子を並べたショー
ケースのようなものはなくて“これこれをください”と言うと、店の
人が奥まで取りに行って“これですな”と包んでくれる仕掛け。

この店一番のというと『京のよすが』という干菓子の詰め合わせで、
木箱の設えから“四畳半”と呼ばれ親しまれている。四畳半に区切ら
れた中には季節を模した干菓子が詰め込まれ、まさに眼福そのもの。

他にも何種類かの菓子がある中に、この時期から3月頃までの季節限
定で作られる『龜末大納言』という特筆すべき一品がある。

丹波篠山産という大納言小豆をあっさりふっくらと甘く炊いて、それ
を半割りにした竹に敷き入れただけというシンプルなものだが、微か
な竹の香りとほのかな甘みと、そんなシンプルな中に和菓子がどうい
うものであるのかを静かに教えてくれるようだ。
                            [続く]

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