共話§待降節独墺旅[3]乗継ぎ~再会

[承前]

そんなところに呼び出しのアナウンスがあった。人名を呼んでいるが
日本人のようである。しかも聞いたことのある名前だと思っていたら
正にその御本人がカウンターに歩いていったのを見てびっくりした。

手続きが終わったところで声を掛けると、相手も“おお!”と驚いて
偶然を喜ぶ。聞けば同じベルリン便と判明。そして、どうやら同じ目
的のようである。あれこれと話す間もなく搭乗が開始となり、ほどな
くベルリンに向けて離陸。

1時間足らずの飛行時間は雲の上ばかりを飛んだ。雲を通して点々と
街や集落の灯が見え、その直後には下降を始めた。ベルリンが近づく
につれて街の灯が増えていき、市内中心部らしいあたりが見えかけた
ところで着陸。

小さい飛行場のコンパクトなターミナルなので、預けた荷物もあっと
いう間に出てきてくれた。知り合いに宿泊先を聞くと、我々のホテル
からそう離れていないということで、じゃあタクシーをシェアしよう
と決まった。

表に出てタクシーをピックアップ。市内は旧西側クーダムの同居人が
待つホテルまでは30分足らずという、あっという間に到着して車から
荷物を下ろし、明日会うことになる知り合いは、もう少し先のホテル
へと。

というわけで荷物を両手に勢いよくホテル玄関を入ると……同居人は
ロビーで待っていてくれたのだよ、感動の再会。きゃっほー!
                            [続く]

《ドイツのトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック