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zoom RSS 共話§待降節独墺旅[12]検問所跡

<<   作成日時 : 2010/11/26 00:01   >>

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[承前]

ベルリンは寒い。雪も降るが、雪というよりは細かい霰のような感じ
で、降っても積もることはほとんどない。というか、あまりの寒さに
音を上げて、とうとうKaDeWeで毛糸の帽子など買ってしまったのだ。

でまあ、帽子が快適なので外歩きが苦にならなくなった。そんなとこ
ろで、チェックポイント・チャーリーに行ってみた。

ウンター・デン・リンデンと直角、南北に走っているフリードリヒ通
りを南に向かって歩いていくと、通りを渡った先に検問所跡のような
ものが見えてきた。

そして高札が立っていて、表裏にそれぞれ何か国語かで“この先は、
別の管理エリアである”とか何とか書かれている。そして旧西側の角
には、カフェ・アドラーが写真で見たそのままの姿で営業していたの
である。

12月という凍える季節の中で眺める東西の境界線跡。緊迫した空気の
中で、壁の中に“閉じ込められた”人達を想像するだに、同じ人間が
為した愚行の理不尽さを痛切に感じたのだ。しかも我々は旧東側から
西側に向かって検問所跡を訪れたという皮肉。

検問所跡すぐ横には壁博物館と呼ばれる建物があって、歴史であると
か、壁を越えて脱出した記録などが展示されていた。こうした事実を
目の当たりにすることで、教科書の活字でしかなかったことが現実の
ものとして取り込まれていくのだった。
                            [続く]

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