季話§閉塞成冬~七十二候~

本日は二十四節気の大雪で、七十二候の初候は“閉塞成冬”である。
読み方は“そらさむくふゆとなる”ということで、空が塞がって冬が
来るということである。

関東平野に住まいしている我々にしてみれば、毎日が青空続きで、空
っ風の吹き抜ける明るい日々が真冬で、雪が降り続く日本海側や、北
ヨーロッパの覆いかぶさった冬空のほうが想像しにくい。

ドイツの冬空は旅行で体験したことはあるが、あまりにも重く垂れ込
めた雲に、気分までが押しつぶされそうになってしまったという記憶
がある。

二十四節気自体が太陰暦に基づいているから、現在の我々の季節感と
はかなり食い違っているのも事実である。であるにしても、折にふれ
て古人の季節感がどのようなものであったかを知るよすがになってく
れるのだ。

そんなことを考えながら、少しだけ豊かになった気分だったりする。

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