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zoom RSS 共話§待降節独墺旅[16]ラインの黄金

<<   作成日時 : 2010/12/02 00:00   >>

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[承前]

指揮はもちろんダニエル・バレンボイム。演出もバイロイトに引き続
いてハリー・クプファー。だから歌手の陣容も、バイロイトチームの
様相を呈している。そして、それはある意味で、公演の出来も保証さ
れているということでもある。

さて、音楽が始まった。バイロイトのようにピットの覆いがないから
オーケストラがよく鳴ること。劇場空間がコンパクトなだけに、時と
して音がオーバーフローすることもたびたびだが、それはそれで快感
といえなくもないというのは、マゾヒスティックに過ぎるだろうか。

最初にバイロイトチームと書いたが、今回のローゲは、ジークフリー
トを歌うジークフリート・イェルザレムなのである。もちろん、こう
いう配役は別段に珍しいというわけでもないとは思うが、何となく得
をした気分になってしまう。

そしてジョン・トムリンソンのヴォータンは、もう言うまでもない。
このクプファー演出ではワルハラ入場の音楽に合わせて、神々が舞台
を左右にダイナミックな“花いちもんめ”を踊るのだが、それをトム
リンソンが率先して“さあさあみなさんもご一緒に!”と喜色満面で
他の歌手を引っ張るのである。……これには同居人の喜ぶこと。

1998〜99年のシーズンには12月と翌6月に一回ずつ通し上演が行なわ
れた。そんな一発勝負とは思えない、いかにもバレンボイムらしい濃
密な音楽を聴くことができた。毎日のレパートリー上演の中で、これ
だけ充実した舞台を観られれば十分に満足である。
                            [続く]

《憬話§我々の“バイロイト音楽祭”2008.08》

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