週話§日曜呟き~壽 初春大歌舞伎~

富十郎の逝去、芝翫の病気休演となってしまった新橋演舞場の初春大
歌舞伎昼の部に行ってくる。

今年と来年、丸々2年は新橋だけでなく都内でもあちらこちらで歌舞
伎公演が行なわれる。これが何とも落ち着かないことはなはだしい。
だが、そうはいっても2013年の柿落としに繋げなくてはならないので
それなりに精勤せねばならないのが何ともなのだ。

昼の部は三本で『御摂勧進帳』に『妹背山婦女庭訓』から“三笠山御
殿”が、そして正月お約束の『寿曽我対面』というもの。このうちの
御摂勧進帳は初見になる。これまた昔から知っていた題名にもかかわ
らず、観たことのない演目だったりする。

それにしても、たかだか10年足らずの歌舞伎座体験だったのに、歌舞
伎を観る劇場のサイズ感覚が歌舞伎座と同期して、演舞場の箱の小さ
さを観劇するごとに痛感するわけなのだ。翻って考えるなら、歌舞伎
役者は歌舞伎座の空間で芝居をしているということなのだ。

というわけで、スケール感に不満を持ちつつという歌舞伎見物はまだ
まだこの先も続くのである。

【去年の今日】週話§土曜悠々~気まぐれ~

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