季話§水泉動~七十二候~

小寒の次候“水泉動(しみずあたたかをふくむ)”である。

先達は、この厳しい寒さの中に春の胎動を感じどこかに“水温む”の
予感を見て取ったのだろう。しかしながら、昨日の東京はこの冬一番
の寒さで、おそらく明け方には最低気温が氷点下になったと思われる
のだ。

いにしえ人が氷の張った湧き水の溜まりを見て、底から水が湧くのを
春も近いと感じたということだろうが、ずいぶんとまあ痩せ我慢なこ
とよのうとも思ったのである。

痩せ我慢でもいいから何か春の息吹はと、外に出て見回しては見たが
辛うじて辛夷(コブシ)の枝に綿帽子のようなものを認めたくらいで。

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