店話§骨董屋にて~冷やかすだけ~

銀座あたりの裏通りを歩いていると、あちこちに骨董屋があることに
気がつく。同居人は西洋物のアンチックアクセサリーに興味があり、
こちらは古い和物陶器に眼がいってしまう。

それはいいのだが、どんな店もほとんど客が入っていなかったりして
いて、どうして商売が成り立っているのだろうと思わせるものがある
のだ、以前冷やかしに入った京橋裏通りにある楽焼の専門店も、一点
のお値段が一桁違ったりしていて、こんな器が週に一つとか売れるは
ずもないだろうと思ってしまう。

そうなると、店頭売りとは別に奥のほうであれやこれやと商談が進ん
でいたりするのだろうかと想像したり、あるいはお金に不自由などし
ておらず、道楽の延長で商売をしているんじゃないのなどとも想像す
るのである。

我が家にも骨董品が一つ二つとかが――財布の範囲で買ったもの――
あったりするが、小遣い程度で買える骨董品にどれほどの儲けがある
ものか。それこそたいしたことなどあるまい。もっとも値づけも相当
にいい加減なようで、これはと思って交渉すると、2割近くあるいは
それ以上の値引きが期待できたりもするわけなのだ。

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