翔話§日本航空のジャンボ機が退役

日本航空が1970年に導入したボーイング747ジャンボが41年に及ぶ
フライトの幕を閉じた。

まさに旅行ブームの先兵となり、大量輸送の象徴と言ってもいいジャ
ンボ機だったが、寄る年波には勝てずということで41年で御役御免と
なった。大卒サラリーマンが40年足らずで定年になることを考えれば
長持ちしたとほめてもいいだろう。

とはいえ、その間には1985年の御巣鷹墜落という大惨事も引き起こし
大量輸送が大きな犠牲も伴うのだということも知らしめたのである。

ところで一度だけフランクフルトの往復に日航ジャンボを利用したこ
とがある。1987年だから御巣鷹の記憶もまだまだ残っていたという頃
のことで、シベリア経由でモスクワ郊外のシェレメティヴォ空港に離
発着。1時間ほどのトランジットというものだった。何年か後には、
途中降機することもなく、ノンストップでヨーロッパと繋がったから
ほぼ最後に近い時期にトランジットしたのだと思う。

いずれ遠くない時期に世界の空からジャンボの姿が消えることになる
だろうが、一つの大きな時代の終焉ということになるだろうか。大量
輸送といえば、ジャンボを引き継いだのがエアバス380で、ボーイ
ング社はジャンボに匹敵する後継機は製造しないのだろうか。

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