不話§若大将シリーズとカンニング

東宝映画の若大将シリーズに『海の若大将』というのがある。この映
画の冒頭に近い場面が、ついこの間起きた大学入試の携帯でのやり取
りに類似していると思ったのだ。

単位が取れるかどうか瀬戸際の青大将が、弱みを持っている知り合い
に付け込んでハンディトーキーを持たせる。知り合いは手早く試験を
片付けて退室、外から青大将に答えを教えるというものだが……。

今から40年以上前に、通信機器を利用した不正行為を予見したと思え
る脚本を作り出した作家はたいしたものだと思うのである。

さて、近くは韓国あたりで始まったらしき携帯電話を悪用した入学試
験で行われた不正行為であるが、これは試験を行う側も十分に予見が
可能だったと思うのである。思っていながら対策を講じなかったとい
うようにしか見えないのだ。

どういう形で通信機器のような外部との連絡を可能にする装置をシャ
ットアウトするか、様々な方策が考えられるだろうが、これこそ躊躇
なく進めるべきことだと考える。

もちろん、不正が成功して入学したとて、遅かれ早かれ力不足が露呈
して、学業を全うできないような気がするのだが、そうすると入学し
てからも不正行為に手を染めるという可能性も否定できないだろう。

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