来話§バイエルン国立歌劇場来シーズン

ミュンヘンはバイエルン国立歌劇場2011~2012年シーズンの予定が発
表された。

オペラの新演出は『ホフマン物語』に『トゥーランドット』そして待
望の『ニーベルングの指環』がようやく入ってきた。

2002年『ワルキューレ』のプローベ4週間前に演出家のヘルベルト・
ヴェルニケが急死してしまったことで、後半2作が別の演出家の手に
委ねられてしまった。結果として四部作は完成したものの、あっとい
う間にお蔵入りという運命になってしまった、そんな経緯がある。

以来、数年以上のリング空白が生じてしまった。ミュンヘンオペラと
いえば、モーツァルト、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスが看
板であると思っている愛好家も多いから、今回の新演出を今から楽し
みにしている人も多いことだろう。

ちらっとしか概要を覗いただけだが、演出はアンドレアス・クリーゲ
ンブルク(すいません、知りません)、指揮はケント・ナガノ。

歌手で目についたのは、ジークムントを歌うのがクラウス・フローリ
アン=フォクト、ジークリンデをアンニャ・カンペ、それと神々の黄
昏でニーナ・シュテンメの名前が挙がっているのでブリュンヒルデを
歌うということのようである。

もう一つ、これはと思ったのがメゾソプラノのソフィー・コシュで、
ラインの黄金とワルキューレに出演するから、ひょっとしてフリッカ
を歌うということかと、とするとずいぶんと役の幅が広がってきたと
いう気がする。我々が聴いた頃は、オクタヴィアンとかケルビーノ、
それにナクソスの作曲家という若い役ばっかりだったので……。

という先の話はともかくも、この秋のバイエルン国立歌劇場日本公演
が挙行されるかどうかということが気になるのだ。既にチケットの売
り出しも始まっていて、仮に原発が悪い方向に振れると状況は流動的
になるということだろうか。

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