翠話§芽吹いたばかりの若葉の緑・・・

桜が散ってしまったその後、今の季節の楽しみは、芽吹いていく緑を
飽かず眺めることである。

若い緑は、どこか白っぽさを感じさせる。それがまとまって木々から
吹き出している様子は、いかにも爽やかで清々しい。そんな若葉を楽
しめるのも5月一杯というところだろうか。

その先、夏に向かっていくにしたがって、葉の緑はどんどん色濃くな
っていって、その強さと暑さとは見事に比例しているではないかと、
今から畏れを抱いているのだ。

もちろん色濃い緑の葉が嫌いだというわけではない。やはりというか
日本人の習性で、旬真っ盛りよりは“はしり”好きが表に出てくると
いうことのようである。

だからといって日本人が円熟を好まないというわけではないのだが、
こういうことになると不思議にも、新鮮な存在を愛でる人のほうが多
くなっていくように思われるのだ。

花粉症の人達にとっても、ようやく飛散も収束に向かいつつあって、
戸外で活動しても安心な時期になるわけで、しばしは爽やかな空気を
味わうことにしよう。

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