木話§新宿~我が街~

自分自身にとって“我が街”と呼べる唯一が新宿であるというのは、
間違いないところ。

実家を離れて東京に出てすぐの下宿先は、新宿へ歩いて10分の代々木
で、金はなかったから何かを買うとかそんなこともなく、アパートか
ら歩いて行き着くのは、東口の紀伊國屋書店とか、靖国通りのアドホ
ックといったあたり。

それでちょっとお金に余裕があると、アドホック向かいのトップスと
いうコーヒー店に入って、1杯のコーヒーを後生大事に飲むという、
そんなささやかなことが月に一度くらいだったかな。

考えてみれば、その頃は伊勢丹になど入ったことはなかった。入る用
事がなかったという単純な理由である。

西口の再開発用地に京王プラザが新宿初の高層ビルとして誕生したの
が1971年。その2年後に上京したわけだから、もう40年近い付き合い
になるわけなのだ。その当時、もちろん中になど入ったことなどはな
かった。

大学時代の4年間こそ別のターミナル駅が中心になってしまったが、
それ以降は常に新宿を中心にした生活を営んできたのだ。

新宿だと、あそこからそこに行って、最後はここで晩飯を食ってとい
う組み立てをすることができるのだが、これが渋谷だとどこに行った
らいいのかという時間つぶしをすることができない。池袋も同様であ
る。

活動する範囲は限られているにしても、新宿が自分にとって使い勝手
のいい街なのは間違いない。そして彼との付き合いも間もなく40年。

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