西話§スペイン料理で終演後の夕食を

コクーン歌舞伎がはねたのは15時半。渋谷の街をそぞろ歩いて冷やか
すなどという年齢でもないし、歩けば歩くほど疲れるから、適当なと
ころで早めの晩飯にしようということになった。

井の頭線渋谷駅のビルはマークシティと呼ばれていて、その中にも食
事する店は複数存在している。何軒かを覗いてみたところで、久々に
スペイン料理でもと、カジュアルな一軒に決めてみたのだ。

ビールで喉を潤わせつつ注文したのは、にんにくのスープ、海老のオ
イル煮、手羽焼きに焼き野菜、それとバゲットにつぶしたトマトを塗
りつけたというもの。

初めての店だから、どういう料理が出てくるものかと待ち構えるので
あるが、同居人が注文したにんにくのスープはパンが多めに入ってい
たせいか、ややドロドロしていて本人の好みとは若干のズレがあった
のは残念。

海老のにんにくオイル煮は新鮮な海老がおいしく、パンにオイルを浸
して食べるという危険なことも少しばかり。

ただし注文して気がついたのは、どの料理にもオリーブオイルが使わ
れていて、しかもその量がけっこうなものであるということだった。
考えてみれば日本の焼き鳥などは、油を落としながら焼き上げられる
からヘルシーな度合いは高い。

だから手羽なども、塩胡椒でのシンプルな味付けは好ましいものの、
油を使っての調理のおかげで、いささか持て余してしまったのは残念
なことだった。

ただ、日頃の店選びがマンネリに堕していたので、目先が変わって楽
しめたことは収穫と言えるだろう。

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