季話§鷹乃学習~七十二候~小暑

小暑の末候“鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)”である。

成鳥に近づいた若い鷹が獲物の捕まえ方を覚えていくという、そんな
時期にさしかかったということなのだろうか。親に頼らず自力で餌を
確保していかなくてはならない自然界は苛烈である。引きこもりだ、
ニートだ、パラサイトだなどと言っていたら、あっという間に立ち行
かなくなってしまう。それは実に単純な話ではないか。

我が家の近く、電柱を支えるステー線を保護するパイプにセキレイか
シジュウカラか種類はわからねど、そのパイプの中に営巣している。

直径10cmほどのパイプの中で雛鳥を育てて巣立ちまで見守るのだが、
うまいところに目をつけたものだと感心している。あの中だと、さす
がにカラスのような幼鳥を狙うような輩も入り込むことはできない。
親鳥にしてみれば安心して餌探しに専念できるというものだ。

こうして親鳥の子育てが延々と繰り返され、育てられた幼鳥は親鳥と
なって子供育てあげるのである。

《七十二候のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック