季話§土潤溽暑~七十二候~大暑

大暑の次候“土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)”である。

暑さもたけなわで、しかもまだまだ2か月は優に続くから、悠長に暑
さを楽しむなどという気になど、とてもなれない。

まだまだ暑さなど屁のカッパだった少年時代の夏休み、プールに行っ
て泳いでいるか、自転車に乗って飛び回っていた。草いきれする田舎
の道は陽炎がゆらゆらし、先に目をやると逃げ水が逃げていくのだ。

同居人曰くの……田舎の道は暑く長い。その言葉をまんま地でいった
ような、そんな道である。

少年の時代、暑さを感じはしても暑さを跳ね返す……そんな体力を持
ち合わせていたのだなと、遠い眼でその頃の我が身を振り返るのだ。

《七十二候のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック