懐話§昭和三十年代~テストパターン~

[承前]

昭和30年代、小学校から帰ってくるのは14時過ぎくらい。宿題を片付
ける前にテレビをつけて見ていた。

そんな昭和30年代後半になっても、午後の1時間か2時間ほどは放送
休止の時間帯があって、それは新聞の番組表にも“テストパターン”
と表記されて、下のような画面調整の静止画が映し出されていたので
ある。

画像

その当時、テレビ放送が休むことは珍しくもなく、今のように間断な
く朝から晩まで放送するということのほうが信じられなかったのだ。

ニュース、ドラマ、バラエティ、ドキュメンタリーなどなど、テレビ
放送の要素がバランスよく配合された時代が、どれほど続いたのかは
わからない。

時代は地デジに移行し、画像の質は白黒のブラウン管テレビから、格
段の向上が実現してはみたが、肝腎のコンテンツの質が画質に見合わ
なくなってしまったというのは皮肉なことである。

ところで、今はテストパターンを見る機会がまったくなくなってしま
ったのだが、今でも各局テストパターンを持っているのだろうか。
                            [続く]

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この記事へのコメント

ノラ
2016年06月27日 16:23
NHKが独自にテストパターン持ってたなんて初めて知りました。
研究で1950年代アメリカの文化や風俗を調べている関連でここにたどり着きました。
自分は平成元年生まれでほぼカラーテレビしか知らなかったので昭和の白黒テレビはなんか新鮮ですね。

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