麹話§お酒の日~なぜか若山牧水~

8月24日は“お酒の日”だった。由来はといえば呑兵衛の歌人である
若山牧水が1885年8月24日に生を享けたと、何ともアバウトな理由づ
けなのである。

しらたまの歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけれ

牧水の歌の季節にはまだまだ間があるものの、少しく秋の気配も漂っ
てきて日本酒が際立つ季節がやってきたというところだろうか。

というお酒の日だった水曜日、日本酒を呑みに行ってみた。もちろん
最初は生ビールからスタート。その後めでたく日本酒に移行して二合
半(こなから)ほどをおいしくいただいた。

牧水が43歳の時に肝硬変で死んだ時は、しばらく遺体から腐敗臭がし
なかったらしい。医者も“一日一升の酒を呑んでいたからだろう”と
感心していたというエピソードも残されている。昔も今も一升酒など
とても呑めるわけではないが、気分だけは大酒を呑むというつもりで
毎度毎度の酒を楽しむのである。

ちなみに瀧廉太郎が牧水に先立つこと16年、1879年の同日生まれとい
ことのようだ。廉太郎は牧水以上、23歳という夭折だった。

追記:短歌の結びだが、各地にある石碑でも“けり”と“けれ”が混
在しているらしい。

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