遊話§休暇つぶやき~2011.09.07~

アメリカ人と話していて“湿気”という言葉に該当するヒューミディ
ティ(Humidity)という言葉への反応が鈍いという気がしている。

湿気という言葉に該当しそうなのはモイスチャーあたりもそうなの
だろうが、より湿気というニュアンスを伝えようと思って使っても
反応が悪い。

どうしてだろうと思いながら、最近になって気がついたことは、そ
もそも、欧米の環境に湿気というもの自体が存在していないことな
のだった。

だから、いくらボキャブラリーとして存在していようが、現実の状
況として実感できなければ、その語彙は存在していないも同然だと
いうことが理解できた瞬間だったりするのだ。

そういえば、イギリス人の細い細い知り合いの孫(アメリカ人)が、
英会話学校の講師のアルバイトで日本に来た時、湿気という存在を
知らず、愛用のヴィオラを押し入れに入れたままカビを生やしてし
まったということを思い出したのである。あれは無神経というより
無知の為せる技であった。

【去年の今日】懐話§昭和三十年代~百科事典~

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