意話§来日してくれる人にありがとう!

今週末に開幕するバイエルン国立歌劇場のスタッフが来日してきた。

開幕に合わせるかのように、既に来日を拒んだスタッフが出たという
今さらな報道が嫌がらせのように流れたのは先週のことである。だが
我々はもう来日しない人達のことは考えまい。彼らは彼らなりの選択
をしたに過ぎない。

それよりも!来日した多くのスタッフ、あるいは聞き及ぶところだが
来日しなくなった人間達に代わって仕事を引き受けた、ドイツ国内の
他の歌劇場に所属するメンバーに対する感謝の言葉を忘れてはならな
いだろう。

あるいはメトロポリタン歌劇場も、あるいはボローニャ歌劇場も、そ
のような代替メンバーによって構成されての来日公演だったのかもし
れない。ことさらバイエルンがというわけでもないとは想像できる。

今年の来日オペラの中で、仮にメトが来日中止という決定を下したら
ば、ボローニャもバイエルンも雪崩を打って中止という事態になった
ということは十分に考えられることで、これについてもメトの来日を
感謝するものであるのは当然のこと。

このような“悪意”を含んだ報道は、ある意味では福島の花火を抗議
によって中止するとか、大文字送り火の護摩木の騒動のような、まさ
に風評被害を助長するような、興味本位のものでしかないのだ。

【去年の今日】救話§『メサイア』ロイヤル・オペラ

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